先日の会津若松旅行にて購入、月末に開栓しました。感動したので最後の一杯を飲みながら書いているところです。
今回から記事名に大まかな味の系統を記載します。甘or辛、濃or淡
の2つで分類します。
※カメラが破損していて白く濁った写真になっています。
儀兵衛は「会州一」で知られる山口合名会社が県外米を使用した酒に使うブランドです(会州一でも鑑評会クラスの酒は山田錦を使用したりするので会州一だから必ず県内ということではなさそう)。儀兵衛という名前は創業者の名前を冠しているそうです。
市内で一番小さな蔵ということですが元々は大規模だったそうです。そのあたり歴史詳細はとあるブログにまとまっているので探してみてください。
それでは今回の本生バージョンの紹介に入ります。
まずはスペック
度数:16度
使用米:備前雄町
精米歩合:50%
火入れ仕様:本生
日本酒度:-3
酸度:1.5
使用酵母:うつくしま煌き酵母
備考:18年3月製造=BY29?、袋取り、中取り
そんなに見かけることのない日本酒度-3が目を引きます。裏貼りには中取りの説明がしっかりと書いてあります。
さっそく飲んでいきましょう。
雄町らしい酸味と膨らみのある甘みに感動
口に含むとまずは舌に強い酸味を感じます。そのままであれば嫌いになるところですがすぐに膨らみのある甘みを感じることができるのでそんなに気になりません。先のブログにはイチゴ系の香りとありましたが今回もそのような香りがしています。
その後いくらかの渋みを感じ、温度にもよりますが最後には若干の苦味を感じました。全体的に膨らみのある甘みの主張が強いので他の要素のキツさを感じることもなく飲み干すことができました。
値段は少し高め
価格は四合瓶で2200円でした。気軽に買える値段ではありません。しかし、それに見合う味だと思います。会津若松まで旅行の際は是非どうぞ。
次回は榮川酒造から會津龍ヶ沢を紹介します。それではまた
評価(筆者の気まぐれ)9.0/10