ということで今回は会津シリーズの続編です。諸事情により群馬県外シリーズが続いていますが来週からは紹介が復活するかもしれません。(散々飲んだのに下書きすらしてないですが…)
今日紹介するのはなんとも不思議な酒、希少米フクノハナを使用した純米大吟醸です。それでは続きから
先日の会津若松行きの際に見学に訪れた末廣酒造で購入したお酒です。六種類の試飲の後、華やかなユメノカオリ純米大吟醸と少し迷ったもののこちらを購入しました。大吟醸の方も飲みましたがあまりにもキレイで上品すぎて買うには向いてないかと思いスルーしてます。
試飲での印象は「落ち着いているがよくわからない。」なぜよくわからないかというと似た酒を飲んだことが無いからでしょう。
この前の会津旅行で買ってきたシリーズ第四弾。末廣 純米大吟醸寿一です。全国見てもほぼ出回らないフクノハナを使用したお酒です。米は会津産みたいですね pic.twitter.com/K5WUL8spkE
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) 2018年5月4日
ツイッターでは開栓の度にお酒を紹介しています。是非フォローどうぞ(日本酒目当ての方はRT非表示推奨)。
スペック
度数:15度
使用米:会津金山町産フクノハナ
精米歩合:40%
火入れ仕様:通常
日本酒度:+2~3
酸度:1.2~1.4
使用酵母:M310(十号酵母系の明和酵母)
備考:嘉永蔵にて試飲後購入、杜氏名入り、300本?限定とかなり本数少なめ
40%の純米大吟醸、日本酒度も普通、酸度もやや低めながら普通、酵母も10号系と普通。
となるとフクノハナという米がどう働くかにかかってきますね。さっそく飲みましょう。
これは…にがしぶ系?
まずはワイングラスに入れて香りを感じます。前回の廣戸川とは違い熟したメロン系統の香りでした。
口に入れるといくらかの厚みは感じますがやや薄めのボディと不思議な味が広がります。結人のN&Sを飲んだときに感じたような苦味と渋みです。にがしぶ系の味わいをかなり強く感じました。ただ、結人とは精米歩合の違いがはっきり出ていて、純米大吟醸らしい上品なお酒に仕上がっています。酸度の表記通り酸味は控えめです。
次買うとは思えませんがなんとも不思議なお酒でした。一度飲む分には楽しいと思います。
評価(筆者の気まぐれ)8.0