宅飲み派日本酒ブログ:口当たり甘め

21から日本酒ばかり飲んでいるティルニアが日本酒の話をするところ。

〈33〉町田酒造別注企画 醸造戦略会議『マチダ』 (純米生酒)

どうも、週末は東京飲みから小川町へ蔵めぐりに流れたティルニアです。土日が旅行だったもんで一週間以上も間空けてしまいました。

さて、今日は私恒例の町田酒造です。今シーズンはできるだけ飲むって決めたんで試してるんですけどこの後も2本も一升瓶が出やがるらしく2本目はスルー、3本目に照準を合わせて生活しています。今日はその1本目、今年新しく始まった一本です。

ところでこれを買い求めた時にの話ですが、立呑みコーナーで関西からの旅客夫婦に出会いました。九州の店で咲耶美を知り、連休を利用して群馬まで来たんだとか。偶然にもその咲耶美を売っているのはこの店だったそうでまた驚き。

せっかく立呑みに来たのだからと出たばかりの土田菩提もとを1杯やりはじめるとそこから一気に話が広がりまして、最後は桂川を1杯奢ってもらいました。その節はありがとうございます。

 

 

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町田酒造は群馬県前橋市の端っこにある酒蔵です。どちらかというと東部の伊勢崎の方面ですね。

近年はこの「町田酒造シリーズ」が大人気なおかげで、蔵のある前橋市を中心に関東の様々な場所で見ることができると思います。栃木のましだやさんや都内の飲食店酒店辺りが特注スペックの一本を出してるとも聞きます。

前回の町田酒造記事→

【酒の記憶】町田酒造 純米吟醸 雄町 直汲み&にごり 超華やか&すいすい系甘口酒 - 口当たり甘め

 

さて、今回のスペックですが新しく発売されたチャレンジタンクのようで、酒屋曰く普段よりはやや辛口とのことです。
普段ならここでしっかりとスペックを見るのですがこれもまた非公開なので簡単に済ませます。

スペック

アル添なしの純米酒規格、度数は16度です。法律で書く必要のある部分しか公開されていません。強いて云うなら生酒ということくらいでしょうか。(コピペ

容量は一升瓶のみで、値段は税込み2700円です。隠し酒は相場より値段安いので飲み手としては有難い限りです。値段こそ安めですが一升瓶しか出ないのでひとり暮らしで買うのは悩ましい選択でした。

購入店舗はいつもの店1です。

 

ティルニア舌メーター

今回の新コーナーです。この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴める。

淡・・*・・・濃

甘・*・・・・辛

酸味:やや少なめ

苦味:大・メインを構成する要素

渋み:無

町田酒造らしさに最後まで苦味が絡みつく

いつも通りワイングラスに入れて香りを確かめます。りんご系ですね。今年の町田酒造でりんご系ってあったっけな?濁りばっか買ってたり山田錦はちょっと放置したからかボケてたので実はよくわからないです。


そして飲みます。濃さは山田錦よりやや薄いくらいかな?そして苦い!!!苦味でじんわりキレるんですね。基本的にはフルーティーかつボディが薄めでいかにもな町田酒造シリーズです。普段よりちょっと厚みあるかなくらいの感触。甘くて酸味も弱めで、ほどほどと全体的に出てくる苦味がもう少し弱ければ文句なしレベルの一本になってそうな感じになってるのに狙ったとばかりに苦いです。

自分は狙って苦味を出してるにbetします。そういえばこれの苦味はどうだったんでしょうね。多分こっちはもう少し苦味抑えて作りたかったんじゃないかなとか勝手に推測してます。

悩ましい情報非公開瓶の購入

さて、今回はいわゆる「隠し酒」を購入しました。酒屋側から情報が出ないと味わいがわからないので銘柄で買うしか無いんで買うか悩みます。迷ってたら今月出たSoulは一瞬で売り切れてました。買った人曰く試験醸造より苦かったとのことなのですが実際どうだったのかは気になります。でも酒屋の去年情報見る限り自分が買いたいタイプじゃなさそう。これ以上調べることも無いのでここで〆

薄めの酒質でフルーティー、ジューシーという町田酒造色は健在でしたがこの苦味が狙ったものだったかは気になりますね。来年会う機会があれば伺ってみたいと思います。

 

 

評価(筆者の気まぐれ)8.4/10

 

 

書きたい記事メモ

  • 旭興純米吟醸雄町(火入れ)
  • 松の司純米吟醸
  • コラム・日本酒のここが難しい(知識・布教・アテ・温度)

 

更新したい日本酒が貯まるばかりなので更新は今週のどこかです。それではまた!