年末年始も新酒の季節で色々飲んでたのにブログに残せてなかったので軽めのまとめです。今回は東京紀行編の続きの戦利品紹介。
ということで天明の中取り参号(亀の尾)、澤屋まつもとの守破離山田錦、加茂錦の紅桔梗です。
天明中取り参号(純米吟醸無濾過生原酒)
亀の尾の16度55%で+3/1.6とやや辛口っぽい数値です。上澄みだけだとドライな感じでしたがおりが入るとバランスよくなりました。特に硬い液から出てくる旨味とシャープな酸味を強く感じます。会津酒にしては辛口な一本でした。たまに飲みたくなります。
荷札酒 紅桔梗(無濾過生原酒)
純米大吟醸の15度50%、酒米はミックスらしいです。注目スべきは29BYと書かれていながらこの時期に出荷されている無濾過生原酒ということで、半年~一年程度の生熟成期間を経ている酒ということになります。
肝心の味と香りですがまず香りから。上立ち香も含み香も熟成香を感じます。薄めのボディと淡いながらしっかり出ている甘みを感じました。
ただ、三日目に再び開けると甘い水になってました。初日飲みきり一択ですね。
澤屋まつもと 守破離山田錦
純米大吟醸50%の火入れ、東条産山田錦使用です。香りはイソミアル系のメロン香が。含むと酸が強めで濃く、甘味も出ていますが落ち着いた印象です。松の司の純米吟醸とかあの系統ですかね?あれよりはかなり酸が強かったりと微妙に差はありますが飲んだことあるなら想像できると思います。うちのブログだと甘旨の質感は分福とかも近かった気がしますね。
あえて比べるなら自分で飲む用は分福の直汲み、贈り物なら澤屋まつもとかなと。こっちも悪さ感じないだし良いけど無濾過生原酒に慣れてる弊害か良さを感じにくいんです。
それではまた
おまけ
今日は贅沢なことに九郎右衛門の生酛純米吟醸愛山。結構酸味出てるな? pic.twitter.com/xv9bWajufb
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) 2019年3月4日