また玉川です。と言っても記事は新年早々に書いたやつ以来四ヶ月?ぶり。
↓新年早々に書いたやつ
今年はできれば雄町を1升で買うつもりです。多分夏ぐらいになるかな。9月までには買っておきたいです。
確かに涼しそうなラベルが良いですね。夏酒としてかなり評判良くてどこでも高評価しかみないこの一本ですがその実力はいかに…?
ではスペックへ
まずはスペック
度数:17度
使用米:滋賀県産日本晴
精米歩合:60%
火入れ仕様:本生
日本酒度:不明
酸度:不明
使用酵母:不明
備考:無濾過生原酒、5月に購入後即時開栓。500ml
備考2:九号酵母らしいです。どこの情報かわからないので正式記載はひとまず保留。
価格:1188円(税込み)
値段は瓶が小さい分微妙に高め。使用米の日本晴は滋賀、鳥取などを中心に栽培されている酒米ですが意外なことに酒造好適米ではありません。コシヒカリが誕生するまでは広く食用米として作られていたようです。
では感想の方へ
ティルニア舌メーター
この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー
淡・・・・*・濃
甘・・*・・・辛
酸味:多い
苦味:多い
渋み:そんなに
凝縮された甘酸味がロックで穏やかに
まずはオススメ通りロックから。ワイングラスに入れて香りを確かめるとお酒の香りとわずかにバナナ香。
含むと柔らかな酸味が突出して出てきてそれを旨味の塊が支えます。キレよくさらっと喉に流れていきました。小さい氷だとさっさと溶けてしまうのでワイングラスに大きな氷を浮かべて飲むといいでしょう。
次にそのまま冷やして原酒で。凝縮された甘旨酸味が合わさって舌の上に強烈な刺激を残していきます。やや強めの苦味でフィニッシュ。食べ物と合わせるには気にならないので食中酒推奨。自分はこっちの方が好きかな。
三日目。玉川だし迷わずお燗で、それもうちでは珍しい55度まで上げてみます。熱さが気になりますがそれ以上にバランスよくて旨い。ややライトになるので自分の趣味とは外れますが最高の燗酒の1つだと思います。やや温度高めにするといいでしょう。燗冷ましになっても(相対的な)ライトさを感じさせながら美味しい。
噂に違わない銘酒でした。玉川は今シーズン来シーズンで飲めるだけ飲んでしまいましょう。衝撃的な感動は無いかもしれないけど間違いなく満足できるはず。
評価8.9/10
おまけ
今年は濁り出なかったんだよねということで町田酒造雄町、夏純うすにごりでふ。想像よりドライかま pic.twitter.com/0VOA30duhI
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) 2019年5月24日