まえがき
IceBreakerに続いて再び玉川です。蔵は京都府の北西端にあり神戸や大阪の方が移動がしやすいという場所にあります。そんなわけで伏見酒みたいな感じではなく銘柄全体が山陰のごつい酒という感じ。
去年気に入った雄町をリピートするとあえての昨年度醸造版。常温放置もイケるのであえて一升瓶。書いている時点でもう既に二合程度しか残っていません。
去年の記事はこちら。もしかしたらタンク自体同じかもしれません。
ではスペックへ
まずはスペック
度数:20度
使用米:雄町
精米歩合:66%
火入れ仕様:本生
日本酒度:
酸度:
使用酵母:蔵付き酵母
備考:酵母無添加山廃、無濾過生原酒。
備考2:H29(2017)BY、製造日は恐らく出荷日。
価格:3000円(税抜き)
20度もあるので梅酒でも仕込んでやろうかと思いましたが旨すぎて一瞬で無くなりました。溶けやすく、シャープで味の出る雄町米は大好きです。
では感想の方へ
ティルニア舌メーター
この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー
淡・・・・・*濃
甘・・・*・・辛
酸味:多い
苦味:多め
渋み:そんなに
凝縮された甘酸味がロックで穏やかに
まずはワイングラスで1杯。アルコールと酸の香り。
含むとビリっと刺激が出てきて味は酸味を中心に甘旨味、そして苦味を感じます。渋みは他に紛れてやや少なめ。
とにかく酸が強烈な酒です。ただ酸っぱくならないのはそれを支える旨味のおかげ。原酒だと後切れはややにが目ですが食事中だとあまり気にならないと思います。
カレーかなにかで油で口がすっきりしないときにはこれがあれば一発で解決します。食後に口直しで一口というのもオススメ。
去年と比べると寝かせで少し落ち着いたのかな?去年よりは淡麗辛口かと思います。当たり前ですが冷やすとその方向性が顕著に出てくれますね。そんなタイプが好きなら冷酒でどうぞ。お燗もお似合いですが温度設定がさっぱりわかりませんね。55度くらいやっても余裕どころかまだ足りないくらいでした。
まだ少し残ってるのでそのうち書き足したいですね。
07/18 冷蔵庫分の在庫を消化。香りはなんかはちみつを焦がしたような感じが強いかな。氷を浮かべてワイングラスとか薄いグラスで一杯というのもいいです。
当時のツイッター
昨日一日おやすみして今日。50度のお燗で。まろやか、ぴりっと辛口
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) 2019年6月27日
早速開けてしまったので初日。
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) 2019年6月23日
溶け感から来る甘旨のジューシーさに度数や山廃由来?の複雑系辛味がずーっと出てくる。これでも寝かせのせいかまろやかで通常よりやや淡麗辛口寄りか?
評価 9.0/10
備考:温度を問わずイケる。それこそ60度でもOK。苦味が気になるなら加水かロック。好きすぎて飲み度感動する。
おまけ
そんな利根錦を取り寄せましてまずは一本目、利根錦特別本醸造です。さらっとしてて、甘さもあり。いい感じ pic.twitter.com/DxRLqHgSPF
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) 2019年7月4日