宅飲み派日本酒ブログ:口当たり甘め

21から日本酒ばかり飲んでいるティルニアが日本酒の話をするところ。

<147>【日本酒の記録】二世古酒造 北力 きもと純米搾りたて原酒

まえがき

何やねんサンバーストってキレてたところにとんでもないお酒がやってきました。二世古の酒本酒店PB商品です。伊達市のきたしずくで作った商品らしい。

札幌に何やらとんでもない酒屋ができたらしいと父の話を聞いたので行ってみたはいいけれど買うのには少し勇気がいる商品ばかりで腰が引けてしまいその結果買ったのが天穏でした。で、帰り際に試飲会に誘われたので一応飲んでいくかと思ったらとんでもない傑作が潜んでいたのです。一升のみの商品でしたが話をすると四合瓶に詰めてもらうことができたので翌週受け取りに行きました。

 

杜氏の水口さん、その節はありがとうございました。おかげでいい酒に出会うことができました。

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ではスペックへ

 

 まずはスペックと言いたいが諸事情でラベルがないので正しいかはわからん

度数:16度
使用米:伊達「鈴木農園」産きたしずく
精米歩合:60%
火入れ仕様:本生
日本酒度:+4
酸度:
アミノ酸度:
使用酵母
備考:搾りたて生原酒

備考2:情報はこちら参照

価格:1500円(税抜き)

 限定商品は一升で季節限定という…ありがちなやつです。これに関しては古典生酛系でも冷蔵保存が望まれる商品なので難しい。一升の冷蔵保存は飲食店以外で扱えないでしょ。これは多くの蔵に考えてほしい。

値段はありがちな一升3000円。

 では感想の方へ

ティルニア舌メーター

この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー

淡・・・・*・濃

甘・・・*・・辛

酸味:たっぷり

苦味:それなりに

渋み:わすれた

味わいレビュー


田酒グラスで一杯。カビ臭というのだろうか?生酛特有の香りが鼻を突く感じ。
試飲して感じたとおり弾ける酸に惹かれます。旨味はあるのですが生酛の割にゴツくなくてスラッとしてます。そこがいい。弾ける酸と控えめながら適度な膨らみ、そしてさばけがいい。好みのきれいな流線型が出てます。生酛らしいゴツさがなく秋鹿よりも薄め。だがそれがいい。北海道の米は厚みが薄い酒になりがちなのですが今回はそれが良い方向に出てたのかなと思います。

この値段でこれが手に入るのも日本酒の魅力なんでしょうね。生が好きな方にはオススメしたいですが香りがネックかもしれません。

 

 

 

 

評価 9.0/10

記録用コメント:酸が弾けるとはこの酒にこそふさわしい言葉だ。わりかしスラッとしたボディの生酛。冷やして十分美味しい。

ポジ+++

ネガ-

 

久しぶりに北海道の酒シリーズ!!!!

 

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