まえがき
幻の酒、北の勝しぼりたてです。父が入手してくれました。感謝。
ではスペックへ
まずはスペック
度数:18~19度
使用米:はえぬきらしいが詳細は不明(ほぼ間違いなく道外産)
精米歩合:70%
火入れ仕様:一回火入れ
日本酒度:
酸度:
アミノ酸度:
使用酵母:
備考:1月購入2月開栓
価格:2310円
普通酒です。プレミアが付く普通酒というだけでも十分異常なんですが10000本以上出てるらしいのが凄い。大体は釧路の飲食店に流れているらしいっすよ。ということで一部で供給過剰らしく夏前ならだいたいあるとかなんとか。まつりと違って一番上まで薄青の瓶なのでちょっとのひねが気になる方は早々に飲みましょう。
では感想の方へ
ティルニア舌メーター
この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー
淡・・・*・・濃
甘・・*・・・辛
酸味:少なめ
苦味:少し
渋み:やや多め
タイプ:ややクラシック
味わいレビュー
普通のコップで、開栓二週間です。香りは普通酒とあまり変わりありません。ミントみたいな感じ。ただ、含むと戻り香がフレッシュでぶどう感。アルコール度数も高く温くなってくると結構辛め。入りはぶどうや砂糖的な甘さが勝るものの辛さがすぐにやってきておりの苦渋も合わさりあっさり消えていく。知っていればアルコール添加の普通酒っぽいなと思えますが吟醸酒だと勘違いしそうです。アル添吟醸と一度飲み比べてみたいかもしれません(北の勝は純米酒を純米酒と吟風純米酒の2つしか製造していない)。
ここで手元の大海(佳撰)を一杯。香りや味わいはだいぶ熟成感が出ています。個人的にはちょっと薄くて鳳凰に勝てないと感じてしまいます。アルコールで薄まってる感がより露骨に感じるのは気の所為?
何度も飲んでいると美味しい酒の1つになってきますが年始の縁起物としては最高の一本かと思います。普段は鳳凰が飲めれば満足です。
さて、これで北の勝の通常商品は大吟醸のみでコンプリートとなりました。北方領土本醸造とか例外もありますが…それはお土産用ということで。大吟醸を飲むのはいつになるのでしょうか…吟醸安くはないですが大吟醸はその倍くらいする上に一升瓶しかないというとんでもない品なのでしばらくお預けかもしれません。
評価 8.9/10
記録用コメント:根室の誇るプレミアが付くアル添日本酒。通常品にはない生詰と度数がフレッシュな味わいと香りを生み出す。
ポジ++
ネガ
(ポジ+++のお酒は特に気に入ったお酒です。)
それではまた次回
今熱い!?北海道特集