こんばんは、ティルニアです。
今日は一風変わったお酒を買ってきました。購入店はこの前紹介したこだわり親父のお店です。前回買ったのが玉川の雄町、結構前に買ったのが旭若松の雄町だというと「三光天賦か高柿木だ」と勧められたのでそのまま購入。西日本の銘柄は知っていてもどんなものか知らないことが多いので酒屋にお任せ気味に。
山廃と生もとがあったので今回はやや飲み慣れた山廃をチョイス。しかしこの選択は正解だったのか…?ちなみに時代の流れからか生もとの方が人気だそうです。飲食店に人気だとか。
杜氏・高垣克正氏
かつて奥播磨の蔵に勤めていた高垣杜氏ですが別な酒蔵に移りその蔵で杜氏をやめようとしたところを酒屋仲間でなんとか引き止め、20BYから岡山県西端の新見市哲西町の三光正宗さんで杜氏を勤めていました。
この三光正宗さんですがニコニコのコラボ商品を作ったことがあるようですね。日本酒と焼酎があったそうです。
その三光正宗さんで造った酒を「克正」と言います。高垣さんは27BYで引退し、28BYからは後任の杜氏が勤めていますがそれに伴って商品名も変更になったようです。
長くなりました。では本題に入ります。
まずはスペック
度数:18度
使用米:哲西町産契約栽培雄町使用
精米歩合:65%
火入れ仕様:本生
日本酒度:
酸度:
使用酵母:701号
備考:蔵コメント・濃醇辛口 28BYを30年8月に購入
備考2:30年6月製造(これは瓶詰めまたは出荷の日を表しているらしいです。)
価格:1500円(税抜き)
28BYを30年8月に購入しました。
冗談でもなんでもありません。まさかの生熟成です。生もとは29BYもリリースされているそうですが山廃の四合瓶は今年造らず。発注したのは同時だぞとのことですが28BYのお酒が届いたらしいとのことでした。
使用米は地元産の雄町です。雄町と聞くとやはり期待したくなりますね。
ところで調べていくとこのお酒、少し寝かせて置いたほうが良くなりそうとのこと。これは美味しいロットを引いたな?
では飲んできましょう。
冷しては飲むのは微妙。となると燗にするしかない!!
いつも通りワイングラスに入れて香りを確かめます。これは苦手なタイプの熟成香です。さて困った。
次に味です。やはり酸味が主張します。ボディこそありますが甘みはあまり感じず苦手なタイプの味わいです。苦味が強いのかな?やはりキレは良く辛口タイプではあるようです。
こうなればやることは1つ。生酒だろうが遠慮なくお燗にします。どこかでぬる燗が良いと聞いたので今日は沸騰した鍋の火を止めて一合徳利を浸けて二分待つことに。一分経った頃から温度計を挿すと二分で丁度四十度になりました。カンも良し。
気になるお燗の味わいは?だいぶ甘くなったかな?熟成香もすっかり消えて飲みやすいです。これは最初から燗一択でしたわとちょっと後悔。
次の日もぬる燗で楽しみました。美味しかった。
評価:8.6/10(リピートも視野レベル)
次回は以下のどれかの記事になるかと思います。
それではまた
書きたい記事メモ
ブログへのリンク、記事紹介について
個別記事へのリンクは自由にしていただいて構いませんがトップページへのリンクは避けていただけると助かります。
無断での紹介も歓迎しています。