こんばんは、記事の冒頭で名乗ることが少ないティルニアです。今シーズンからサンシェードを導入しましたが相変わらず暑さにやられてます。
ということで予告通り北の珍客二回目です。
前回
今日の記事もですがツテで手に入れた北の勝の紹介です。あえて記事名には銘柄名を入れていません。
北の勝は根室市にある日本最東端の醸造所、碓氷勝三郎商店が造る日本酒です。ちなみに会社化されておらず、そのために醸造免許者である碓氷ミナ子氏の名前が記載されています。自分の記憶が正しければ会社化されていないのはここだけだったはず。
主力銘柄北の勝は淡麗甘口で知られている他、年始に発売される「初搾り」がオークションにかけられる程の人気になっていることでも有名かと思います。
ちなみに季節限定のものは
1月・初搾り、5月・冷用酒(本醸造)、7月・大吟醸まつり、8月・吟醸酒、10月・純米酒、12月・大吟醸(40%)
こんな感じのラインナップになっています。純米酒の少なさが大きな特徴と言えるでしょう。これ以外に普通酒2つと本醸造があります。季節物はかなりコスパ悪いですが普通酒が安くて良いです。でも通販以外では手に入らないでしょうね。北海道以外で見かけたら奇跡だと思ったほうがいいです。
ではそろそろ本題に入りましょう。
まずはスペック
度数:15~16度
使用米:山田錦?(大吟醸は山田錦使用らしい*1
精米歩合:50%
火入れ仕様:不明
日本酒度:
酸度:
使用酵母:不明
備考:7月発売の季節物(神社のお祭に合わせて発売)、二号瓶のみ
価格:823円(税込み)
神社の夏祭りに合わせて発売される二号瓶のみ販売の大吟醸です。値段はまぁ普通ですかね。
とにかく飲みましょう。
ほのかに甘く、辛口
まずはワイングラスに注いで飲みます。香りは僅かに甘いものがある程度です。以下当時の感想
北の珍客その2。7月限定の大吟醸です。僅かな甘い香りと不思議な甘みがあります。 pic.twitter.com/JWBygka6fg
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) August 1, 2018
これを飲む時は毎度独特の表現を使うことになります。
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) August 1, 2018
「甘い辛口」
「なにもない感じ」
気になる方は飲んで確かめましょう。
ネットでも手に入りますが取扱店が限られるので知りたい方はDMまで…
二日目強いて言えばラムネ系の香り。
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) August 2, 2018
やはり甘い辛口という表現がしっくりくる
総評としては典型的なアル添大吟醸という感じでした。五割精米なので高精白特有の雪溶けのような甘い味わいは見られませんが綺麗に甘く、アル添由来と思われる辛さを見せてくれます。前回のと比べるとあっさりさは失われていることがはっきりとわかります。自分好みの酸味少なめ大吟醸でした。
この「なにもない甘い辛口」は毎度不思議に思いながら飲んでいます。何が原因なんでしょうね。
評価:8.8/10(リピート必須レベル)
やたら評価高くなっていますが他の人が飲んでここまでの評価にはならないかなというのは正直なところです。
次回はTwitterに写真を上げた左大臣の大利根酒造蔵見学になると思います。
書きたい記事メモ
・大利根酒造見学
・出羽桜純米大吟醸雪女神
・土田麹九割九分、クラフト13
・結人夏のあらばしり&絶滅危惧酒MAX
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