宅飲み派日本酒ブログ:口当たり甘め

21から日本酒ばかり飲んでいるティルニアが日本酒の話をするところ。

【酒の記録】武蔵鶴 南高梅酒(原酒)

みなさんこんばんは、ティルニアです。年末が近づいてきたので久しぶりに告知を入れながらやっていきます。

【告知】

普段ブログに残してるような記事達から群馬と道東酒を中心にピックアップしてコピ本にします。実質初参加なので部数は最高でも20の予定。ネットには書けなかったお酒達もここで記録します。全く無関係ジャンルの前回本も修正再版します。詳細問い合わせはツイッターまでどうぞ。

thirunia.hatenablog.jp

今回はこの記事で買ったお酒の1つ、武蔵鶴の梅酒です。三種類試飲して迷わずコレだと決めました。梅酒売ってくれるの嬉しいけど度数高くないと割って飲めないんですよね。

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武蔵鶴 酒蔵の梅酒(原酒)越生南高梅使用

 

 

埼玉県小川町にある3つの酒蔵の売店で色々と買ってきたのは以前お伝えしたとおりですが

ではそろそろ本題に

まずはスペック

度数:14度
備考:500ml

価格:1800円くらい(税抜き)

お値段高めかな?ぐらいでわざわざスペックというほど語ることも無いので梅酒作りの法規制を簡単におさらいしておきましょう。

日本では酒造免許(リキュール関連のもの)があると20度未満のお酒を使用して梅酒を作ることができます。この免許が無いと密造酒になるんですね。イギリスなんかは自家醸造酒を作ることが認められているのでこんな規制は無いわけですが海外のお話はいずれまた。

ちょっと調べると詳しく解説しているページがあるのでペタリ

masaka-saketen.com

この記事に国税庁HPの引用で梅酒作りの規制が書いてあるのでそのまま引用します。

【自家醸造

Q1 消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか。

A しょうちゅう等に梅等を漬けて梅酒等を作る行為は、酒類と他の物品を混和し、その混和後のものが酒類であるため、新たに酒類を製造したものとみなされますが、消費者が自分で飲むために酒類(アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。)に次の物品以外のものを混和する場合には、例外的に製造行為としないこととしています。
 また、この規定は、消費者が自ら飲むための酒類についての規定であることから、この酒類を販売してはならないこととされています。

1 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでんぷん又はこれらのこうじ

2 ぶどう(やまぶどうを含みます。)

3 アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす

根拠法令等:
酒税法第7条、第43条第11項、同法施行令第50条、同法施行規則第13条第3項


国税庁HP-Q1 消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか。より引用

長くなって面倒なので勝手に要約します。

・使う酒は20度以上でお願いします。自分で作って飲むなら醸造酒でも大丈夫です。

・発酵させないでください。*1

ちなみに飲食店等が自家製梅酒を提供(持ち帰り売りは不可。)する場合は醸造酒を使えないそうです。

とはいえ自家製の違法梅酒をどうやって取り締まるんだろうという疑問は尽きませんしわざわざ捜査する価値無いですよね…

一応法律は守ってくださいねと言っておきますが15度の醸造酒で梅酒作っても人に見せなければ捕まることは無いでしょう。

今度立法事実(なぜ規制されたか?)を調べてみることにします。

来年は梅酒作ってみたいです。群馬は梅の産地らしいのでいいの置いてる店でも聞いてみます。

 

では飲みましょう。

ティルニア舌メーター

この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー

淡・・・*・・濃

甘・・*・・・辛

酸味:たっぷり

苦味:ほぼ無し

渋み:僅かに

香り:酸味メインで華やかに

穏やか濃厚酸味たっぷり

とにかく酸味が出て凄いです。そして穏やかながら濃厚な甘みが来ます。やっぱり甘い梅酒はいいですね。ただ、梅酒としては異例の14度なのでこれをどう捉えるかということになってくるかと思います。個人的には度数高くないと割ることすらできない(これは酸味メインなのでロックはいけても炭酸割りは厳しい)のが面白くないので度数高めが嬉しいです。もう少し甘いとより好みなんですがそこまで求めるのは欲張りかな?

 日本酒蔵の梅酒はちょっと甘さ控えめにできてて残念に思うことが多いですがこれはいい感じでした。

自分のお気に入り梅酒である大盃紅の舞梅酒を超える逸品はいつ現れるのやら…チョーヤの南高梅原酒好きだったし意外に大手のやつが良かったりして?気が向いたら


それではまた。次の記事でお会いしましょう。

 

評価:点数付けず

 

小川町シリーズをどうぞ

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 休止前に書いた加賀梅酒の記事。当時の自分ガラナ割りで飲んでますね。贅沢ですがまた梅酒のガラナ割り飲んでみますか。

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書きたい記事メモ

 

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*1:多分発酵で度数上がると酒税法上問題があるからです。