最近お初の銘柄を取り上げることが多いですね。まだこんな年なのでそれも当然なわけですが…ということでティルニアです。
今日は長崎県、壱岐焼酎で有名な壱岐島*1から横山五十の新商品です。主に麦焼酎を造っていた重家酒造が30年ぶりに日本酒蔵を復活させて造った日本酒だそうで。少し調べると東洋美人蔵で修行したとか記載がありますがそのへんは他サイトに譲ってスルー。「横山五十」で調べればなにかしら出てくると思います。
今回のスペックですが少し調べると今回は酵母違いで醸されたらしく。
ではスペック詳細へ
まずはスペック
度数:16度
使用米:山田錦
精米歩合:麹50%掛55%
火入れ仕様:本生
日本酒度:
酸度:
使用酵母:七号
備考:11月開栓
価格:1490円(税抜き)
たまにある麹の方を少し多く削ったスペックです。使用米は他の横山五十と同じく山田錦。
なんでわざわざブランド分けた理由が謎だったのですが七号酵母を使用したからのようでした。
この中途半端な値付けですが1500円は多くの銘柄が選択するボリュームゾーンなので少し安くしたのではと推測。
では感想の方へ
ティルニア酒メーター
この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー
淡・・・*・・濃
甘・・*・・・辛
酸味:いっぱい
苦味:若干
渋み:僅かに
香り:華やか
液が鈍く流れてくる
いつも通りワイングラスに注いで香りを確かめます。いわゆるカプエチ系のかなり華やかなものを感じます。果物だとリンゴとか。
そして飲みます。適度に膨らみ、甘みが前面に出てくるわけではなくボディを従えて甘み酸味を併せた味わいです。要は甘み控えめ。悪く言えば液が素直に流れてくる感じがしなくて鈍く流れてくる(これまでも山田錦の生酒で感じることが多かった)んですね。自分はよくボケてるって表現してます。
こんな感じで冷やしすぎると甘みを感じづらく微妙な感じでしたが常温近くになると好みの酸味(多分クエン酸強め)が出ていい感じに。この感じは良かったです。一杯だけ飲んで寝たいといった需要には合ってるかもしれません。
全体的にネガティブさは少なめだったんですが良いと思える点が少なかった印象です。次買いたくなる銘柄かというと間違いなくNOです。とはいえ一本目だし酵母も普段と違うようなので横山五十自体はいずれ買ってみましょうか。黒ラベルが気になってるし次はこれかな。
おすすめスペックあれば是非報告ください。
評価:8.4/10(次は火入れでも買います)
それではまた
書きたい記事メモ
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*1:灘、山形の日本酒も同じ「地理的表示」が法的に認められています。