こんばんは、記事の冒頭で名乗ることにしたティルニアです。
最近慢性的な頭痛によりガッツリゲームをプレイする時間を作れてないのが悩みだったりします。
ということで予告通り大利根酒造見学の話を書いていこうと思います。ところで書くまでに一ヶ月かかってるんですけど記憶残ってるんですかね…
写真は購入したブルームーンです。
大利根酒造(http://www.sadaijin.co.jp/)は「左大臣」で知られる群馬県沼田市にある蔵です。周辺には永井本家、永井酒造、土田酒造やブルワリー等多数の醸造所があるので利根沼田酒蔵ツーリズムという形で周遊する蔵見学プランが設けられているようです。時間制のタクシーもあるらしいので三、四人で行ってみるのもいいかと思います。ちなみに今回は父とレンタカーで行きました。
蔵の詳細に関しては後ほど記載するので省略して本題に入りましょう。
大利根酒造へ…
前日夕方に大利根酒造さんに見学を申し込みました。先の通り観光が盛んなせいかあっさり見学の予約を取ることができました。(造りのない時期は結構自由ですが造りの時期はかなり早めに予約して欲しいとのことでした)
翌日、朝起きてレンタカー屋へ移動、車を借りて出発します。途中コンビニに寄り朝食を済ませました。
高速に乗って一瞬で沼田ICまで移動。そこからいくらかすると土田酒造へ到着(道間違って永井酒造前を通ったりもしました。)。二種類試飲して土田の麹九割九分を購入しました。次は山廃純米吟醸も飲みたいですね。時間に余裕があったので道の駅に寄ってから大利根酒造に移動します。とはいえご飯を食べるわけでもなかったのであまり楽しめず川場ビールを買って道の駅を出ました。その晩に開栓した川場のIPA美味しかったです。高いけど。
そんなこんなで大利根酒造に到着しました。
和服の杜氏、阿部さん
今回の蔵見学で案内を担当してくれたのは全国日本酒フェアの群馬県ブースにも居た和服の方でした。左大臣の蔵元杜氏、阿部さんです。
最初は定番の造り方の解説ですが江戸時代の造り方をベースに説明を受けました。印象的だった話は「食品の価格は元になったものの価値」というものですが誤解を招きかねないので割愛します。
精米から段仕込みまで一通り説明が終わったところで質問タイム。
「なぜ日本酒の度数には限界があるのか?」という質問をしました。造りに関しては俄程度の知識しか無いので永遠に謎だったのですが入れる酵母は限界まで働くと死滅してしまうため、醸造酒の度数には限界があるとのことです。度数を高めることもできますがどうしても死滅した酵母が残って雑味が出ると言っていました。
その後、造りの現場を見せてもらいました。
これは米を蒸す釜です。どうして古いものを使い続けるのかと言うと新しいものだと火が均等に回らないからだそうです。
同様に貯蔵用のステンレスタンクもステンレスの匂いがつくことから避けて、ホーローのものを使っているそうです。ホーロータンクは手に入りづらく管理も大変だそうですが手間がかかっても使う姿勢は応援したいですね。
その後純米酒を四種類ほど試飲。結局試飲にはなかったブルームーンを購入しました。
長くなったので購入したブルームーンの紹介は次回に回します。
この蔵見学は新しい機械の限界と古くからの道具と知恵を大切にする姿勢が伝わってくる時間でした。
それではまた
前回記事はこちら
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