4こんばんは、ティルニアです。今日はいつもの店Bで買ってきたやつです。そこまで甘くないやつで指定して松の司と義侠とこれが出てきました。雄町だし試飲して悪くない感じだったので買ってみることに。
栃木県北部の渡邉酒造から旭興です。今どきホームページも見つからない有様ですがどうやら県北部で九割以上が消費されてしまうとのことなのでまぁ。
旭興ブランドはかなり色々とラインナップが展開されています。貴醸酒なんかも売ってるそうです。その他に生もとメインで「たまか」というブランドをやってたりするそうですがここのことは詳しくないので色々語るのは次回以降に持ち越しとします。
ではそろそろ本題に
まずはスペック
度数:16度
使用米:雄町
精米歩合:50%
火入れ仕様:瓶燗火入れ
日本酒度:+1.5
酸度:1.65
使用酵母:9号
アミノ酸度:0.8
備考:瓶燗&常温熟成、ふなしぼり
価格:1500円(税抜き)
雄町の50が1500円って安いと思ったので調べたんですけど蔵自体がどの商品も低価格に抑えているそうですね。そして詳細な数値公開は◎。惜しいのは生も出してるのに時期的に火入れしかなかったこと。
試飲で気に入った理由を調べてたんですけど搾りがふなしぼりでした。そりゃ自分が好きなわけだよ。自分のお気に入りといえばこれとかこの前やった豊国(会津の方)ですから。
では飲みましょう。
ティルニア舌メーター
この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー
淡・・・*・・濃
甘・・*・・・辛
酸味:少なめ、温度が上がると出てくる
苦味:ほぼ無し
渋み:無
強めの酸味と適切な甘さ
香り:いちご系。雄町らしいですね。9号だけあって控えめ
味:甘さが基本。しっかり味わうと膨らんできます。
後味:とにかくキレが良い。淡麗な口当たりでキレていくのがやや苦手ポイント。日本酒は綺麗すぎると面白くないんです。これは馥露酣の純米とか大盃といったやや辛口酒でも感じた不満。
なんか違和感あると思ったらアミノ酸度が低かったのが原因っぽいです。おそらく旨酒ってタイプではないですね。何も考えずに飲むとボディは廣戸川の黒みたいな感じで薄く感じます。あれ?おかしいなと思ってしっかり味わうとやっと膨らみがでてきました。ようやく雄町だなと思えます。ただインパクト不足で少々不満の残る結果になりました。雄町は風の森、三光天賦、玉川と飲んでるのでこう思うのも当たり前です。
火入れ酒は難しいですね。自分が高得点付けた酒の中で火入れは利根錦の夏酒と廣戸川の2つだけで後は生か熟成酒というのが自分の好みを物語っていますね。この蔵で次に買うのは生酒にします。
これを書いている間にも新しい酒が何本か空いていますので時期に更新されるでしょう。それではまた!
評価:8.4/10(リピートは悩むレベル)
雄町シリーズまとめ
書きたい記事メモ
- ここが難しいよ日本酒(お勧め編、アテ編、知識編)
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