こんばんは、ティルニアです。最近東京遠征してきました。
今回は珍しく準大手蔵のお酒です。
※反射が気になるので一応モザイクかけてます。
出羽桜酒造は山形県天童市にある蔵です。どこかと思って調べると山形市のすぐ上にあるようです。吟醸酒で有名になった蔵とのことですが今からすると全くイメージ湧かないですね…
山形県といえば十四代・上喜元はじめ良質な日本酒が多数ありますが、その山形県が出羽燦々、出羽の里に続いて開発した酒米が雪女神です。
今年は大吟醸規格でしか製造が認められていないとのことですが、どうやら大吟醸クラスの酒を造るための酒米として開発されているそうです。詳細はこちらに載っています。雪女神で造った酒はやや甘口でスッキリ系になるらしいです。
今回紹介するのはその雪女神を四割八分まで磨いた純米大吟醸です。
ではそろそろ本題に入りましょう。
まずはスペック
度数:16度
使用米:雪女神
精米歩合:48%
火入れ仕様:瓶燗一回火入れ
日本酒度:-3
酸度:1.3
使用酵母:山形酵母
備考:GI山形
価格:1728円(税込み)
格安の純米大吟醸です。昨年はもう1つ上のクラスしか発売してなかったそうですが今年は雪女神の収穫量が増えたらしくより安価なバージョンが発売できたらしいです。
高級酒だからか火入れも瓶燗の一回になってますね。数値的にもやや甘口のようです。そして原料山形県産を表すGI山形の表記があります。
とにかく飲みましょう。
果実味のない香りと穏やかな甘さ
まずはワイングラスに注いで飲みます。香りはフレッシュさを感じないエレガントなタイプです。そこまで落ち着いてるって感じでもないんですけどね。
口に含むとやや甘口で若干とろっとしたものが流れ込んできます。ある程度甘く、酸味は穏やかです。しかしボディは膨らまずにキレよく喉に流れ込んでいきました。
個人的にはもう少し膨らみのあるタイプが好きなのですが雪女神で造るお酒では出会えなさそうな予感がしました。
苦手なタイプのお酒ではなかったですし、悪くはないはずですが何かが致命的に足りないです。
評価:8.2/10(リピートはしないレベル)
次回は以下のどれかの記事になるかと思います。
それではまた
書きたい記事メモ
・妙の華山廃純米雄町
・玉川山廃純米
・土田麹九割九分、クラフト13
・結人夏のあらばしり&絶滅危惧酒MAX
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