まえがき
黒澤を買いに行ったら常温の棚になんかありました。生じゃないけど買いました。中々こんな年代物残ってませんからね。
ではスペックへ
まずはスペック
度数:17度
使用米:自営田雄町
精米歩合:70%
火入れ仕様:火入れ
日本酒度:+10
酸度:2.1
アミノ酸度:1.9
使用酵母:7号
備考:年末に酒屋で買ってきた
価格:多分3300円+税
この後少し値上げされてるんで最新のものはもう少し高いはず。この前調べて知りましたが蔵のある能勢町は特A地区とほぼ同じ緯度なんですね。
では感想の方へ
ティルニア舌メーター
この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー
淡・・・*・・濃
甘・・・*・・辛
酸味:たっぷり
苦味:そこそこ
渋み:多め
タイプ:クラシック
味わいレビュー
平盃やら口の開いたお猪口グラスやらで飲んでいます。今日は18度前後の常温で。これでもかというくらい酸味たっぷりです。液体は熟成酒に見られるくすんだ感じがあり食事がないと口の中に渋みが残ります。アルコール感もありそこそこに苦いのですが他の要素が強すぎてあまり気にならないと思います。
5年寝てる割にはキレイというか軽いです。ここまでの熟成でも秋鹿らしく軽快で流れのいい酒のままです。一年熟成ですと言われても納得してしまうかも。
生酛生の自室常温二年熟成が手元に少し残っているんですがそっちは銘柄を勘違いしそうになるくらいには濃くなっているので全然印象が違います。
気になると言えば酸味たっぷりなのに液の中はカラッとしていてあまり味を感じないことでしょうか。ツブツブや滑らかさみたいなものを感じるお酒も多数あるのですが。
評価 8.8/10
記録用コメント:自社田による独特の栽培で知られる蔵の造る雄町の山廃純米酒。スペックと比較して軽いのが印象的。
ポジ++
ネガ
(ポジ+++のお酒は特に気に入ったお酒です。)
それではまた次回
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これはお米が秋鹿の自営田産