冬コミに向けて今まで避けていた銘柄を飲んでいます。ということでどうもティルニアです。今日は結人で有名な柳澤酒造から酒屋の限定ブランド緑風街です。
さて、夏以来の柳澤酒造です。甘口を追求する柳澤酒造については前回の結人の記事で書いたのでそっちの方でどうぞ。桂川も結人も方向性違うけどどっちも甘口なんですよね。珍しい蔵だなと思います。
この緑風街は地場産の若水を使用して造られた日本酒です。造りを頼んでる酒屋のすぐ裏手辺りでコメ作ってそれを隣町(今は合併していますが)の柳澤酒造に持ってって作ってるらしいですね。酵母も群馬酵母を使用と前橋の地酒を名乗るのにふさわしいものを揃えています。
ちなみに発売は毎年5月で、にごり、生酒、一回火入れが一気に出てくる形式になっています。こんな漢字なので醸造はまとめてやっていそうですね。
運がいいと結人と緑風街のミックスなんてのも出ます。買う機会は訪れるんでしょうかね?
ではスペック詳細へ
まずはスペック
度数:16度
使用米:若水
精米歩合:50%
火入れ仕様:一回火入れ
日本酒度:-3
酸度:1.8
使用酵母:群馬KAZE2号
備考:11月製造12月開栓
価格:1500円(税抜き)
なかなか不思議な数値をしている気がします。先に書いたとおり柳澤酒造なので日本酒度はマイナス。そして酸度がやや高めです。この数値ですが後は一回火入れがどう働くかですかね。50%なので値段は控えめかな?
では感想の方へ
ティルニア舌メーター
この後の文章がわかりにくいならこっちだけ見ればいいさ。きっとイメージは掴めるはずさ。というコーナー
淡・・*・・・濃
甘・・*・・・辛
酸味:いくらか
苦味:アリ
渋み:アリ
意外に甘くなく爽やか
いつも通りワイングラスに注いで香りを確かめます。火入れの吟醸酒でよく感じるタイプの柑橘系ですね。香りは日が経つとより甘くなっていきました。
飲むと甘酸がバランスよく出てきて意外に甘さは強く感じません。適度に膨らみ中程度の刺激を与えながら流れていきます。後から程よい苦渋が出てきて喉に吸い込まれていきました。
ちなみに後日食べ物と合わせるとちゃんと甘みが出てきました。やっぱり甘いお酒だったのでした。
苦手な点も一切なく良い一本でした。今年度もまた買いに行きます。今年は生とにごり買うぞ。
最近買ってきた緑風街を開栓。柑橘系の香りを感じます。まだ硬いので様子見。 pic.twitter.com/yYPiDB7myL
— ティルニア@口当たり甘め (@thirunia0155) December 9, 2018
評価:8.7/10(次は生が欲しい)
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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